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イチローとパンチ タイブレーク制度 平成の最初と最後は東邦 外国人キャッチャー 国民栄誉賞 今週のダイジェスト

2019-9-30 イチローとパンチ

パンチはそれまでもパンチ佐藤として名が知られていた。イチローは、実績がないので鈴木と言われても誰それ?イチロー?という感じだった。当初はパンチが目立ち、パンチのバーターみたいな受け取りだった。ところが、この年、210安打を記録し、一気にスターへと駆けあがった。バーターはパンチの方で、実はイチローを売り出すためにパンチを使ったのだ。

 

2019-10-1 タイブレーク制度で気づいたことⅤ

1死2塁になったら、バントで3塁へ送って、2死3塁でワンヒットに期待とする。どうしても3塁に置きたいと思えば、1塁ランナーが邪魔だから死んでもいい。1,2塁でバント2回しても、1,2塁でのバントは難しいので3塁へ進められないかもしれない。だいたい、こういう場合は1死からは打たせる作戦をとることが多い。だからダブルスチールを仕掛けたり、エンドランが一番いい作戦かもしれない。エンドランなら前述の考え方なら失敗しても痛くないことになる。とにかく右方向へ詰まったゴロを打つのが一番いい。1,3塁か2,3塁がつくれる。

 

2019-10-2 平成最後の甲子園を、平成最初の甲子園を制した東邦

東邦は令和最初となるこの間の夏の大会を愛知予選2回戦で敗れてしまった。それもまさかのコールド敗け。センバツ覇者が夏の地方大会のこんな早い段階でコールドで終わるというのは過去にないのではないか。過去には、夏、全国制覇した前橋育英が秋と春の群馬大会で初戦敗退したということがあった。夏の日本一チームが秋、春の地方大会で初戦敗退したなど、おそらく高校野球史上初めての出来事になるだろう。夏からは新チームになり、日本一のチームとは選手が替わっているとはいえ、日本一チームが地方大会の秋、春と連続して初戦敗退だから。元、ヤクルトの武内が智弁和歌山で2年生の時、3番を打って夏、全国制覇した。翌年、キャプテンになった武内の智弁和歌山は夏の県予選初戦で姿を消した。この時、前年日本一チームが、翌年の夏の予選初戦で姿を消すのは史上初めてと報道されている。

 

2019-10-3 国民栄誉賞 茶番の権威へ

イチローが3度断ったことで完全に権威は失墜した。あのイチローが断ったものを、今後、誰に贈呈しようと、その報せにはシラケる。イチローとしては冷静な判断だった。この賞が権威を保てないのは、受賞者が全て同列に扱われることに反感があるからだ。イチローとサッカー女子日本代表が同列のわけがない。世界一の選手として20年夢を与え続けた人と一大会3試合程度で興奮させたチームが同列には扱えない。

 

2019-10-4 キャッチャーに外国人がいない理由

キャッチャーは経験がものをいうポジションだということ。全部の投球を受ける可能性があるキャッチャーは、それに指示を出す立場になりやすい。すると、試合を構築する立場になり、各ポジションに指示を出すことになる。結果、経験が役に立つことになる。谷繁が2000本を達成できたのもキャッチャーだから、歳をとっても試合に使われたからだ。キャッチャーがそういう立場だということは、自然チーム作りにはキャッチャーを育てなければいけなくなる。10年とチームの骨格になってくれるであろう人材をあてがうことになる。

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