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江川 桑田 清原のドラフト タイブレークは2塁から 国際戦に突入 今週のダイジェスト

2019-10-28 江川 桑田 清原のドラフト

FA制度は、お金で強くなる制度だ。ドラフトの建前と真っ向反する。そして、お金で選手を買ってきても勝負事は、必ずしも勝てるとは限らない。巨人はそうして負けてきた。また、仮に戦力均等や年俸高騰阻止をするなら、それがドラフトである必要がない。ドラフトで規制したら、職業選択の自由が奪われる。今、ドラフトが許されている、寛容されているのは、そこにドラマがあるからという理由だ。あいつがどこへ行くのだろう、俺が応援しているあのチームはあいつをとれるだろうか、と指名される選手、ファンがお互いドキドキし、さらに球団の方針にファンが参加し、支持したり、不満をもったり、球団もファンの意向をも取り入れる。皆、ドキドキし、その瞬間を長く待ち、予想し、予想が外れればびっくりしたり、隠し玉が出てきたり、という1つのコンテンツとなったのだ。

 

2019-10-29 タイブレーク制度で気づいたことⅦ シリーズ最終

早く決着させたいのなら、1,2塁ではじめるのではなく、2塁からはじめたらいいかもしれない。

 

2019-10-30 実力がある選手ほど、行きたいチームに行きにくいドラフト

江川や元木や福留も人生を遠回りさせた。実力がある選手ほど、行きたいチームに引いてもらえる確率が減り、その実力をファンに提供できなくなるという側面をドラフトはもつ。野球界にとってもファンにとっても本来、不幸なことだ。それにもかかわらず、どうなっていたか証明できないことをいいことに、または気づかないまま、それさえもアクシデントやスキャンダルとして楽しむのがドラフトだ。

 

2019-10-31 ドラフトの矛盾と若者の才能を救うウルトラC

それで高卒で阪急を断り、大卒でクラウンを断り、浪人で阪神を断り、野球に集中するための環境はベストには動かなかっただろう。高校時代が一番すごかったとはよく聞く話だ。実力豊かな若者を救うに苦悩して編み出したのが巨人のウルトラCだったとも見られる。ドラフトという矛盾に満ちた制度に対してなら、その虚をついた巨人の行動だって卑怯や狡猾とは言い切れない。江川の才能を守ってやるためには、それくらいやっても良かったとも言える。

 

2019-11-1 国際戦へと向かう沖縄でのカナダとの1戦

国際戦は日本代表。一流ピッチャーばかりだから早いとこ見切りをつけるのが、一発勝負になってくる国際戦の進め方だ。6点獲られるまで引っ張ったて仕方がない。一流が集まるのならビッグイニングは防げるわけだから。

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