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古田のドラフト ジャンピングスローは下手な奴高橋の好投はあったが甘い野球の国際戦 今週のダイジェスト

2019-11-4 古田のドラフト

古田は高校時代、無名の公立校だった。同い年には同じ兵庫に池山がいた。池山は高校代表でも4番を打つスターだ。かたや古田は無名公立校から立命館を一般受験し、大学では日本代表までになるも、ドラフト指名なし。社会人を経由してやっとヤクルトに入団した。ついにあの池山とチームメイトになることで、肩を並べることとなる。古田は池山とチームメイトになったことで、やっと池山と同じ土俵に立つまでになったという主旨の感想を述べていたことがある。

 

2019-11-5 ジャンピングスローは下手な奴がしたがる

ジャンピングスローより踏ん張ってのスロー、捕ってすぐのスローができることの方がアウトにできる。ジャンピングスローは華やかに見え、一生懸命やってのプレーだからそれでアウトにできなければ仕方がないという印象を観る側に与える。しかし、ジャンピングスローは無駄が多い。実は、地道に踏ん張ってのスローや捕ってすぐのスローの方がかかる時間は短い。

 

2019-11-6 野球人気をさらに低下へ導きかけるフル代表 ベネズエラ戦

2点ビハインドの場面でキャッチャーにキャッチャーの代打にこだわり、右ピッチャーに右打者の曾澤を代打に送る確率の低い選択をする日本の野球。源田の方がよかった。7回、吉田に左ピッチャーが出てきたところで代打、山田でもよかったくらいだ。稲葉などこんな程度なのはわかってはいた。選手に気を遣いまくる代表首脳陣は、世間からも非難されないような采配しかできない。坂本に代打を出したというのも理由付けがあるからできた。とは言っても、その英断は感心した。

 

2019-11-7 高橋の好投で楽にやれた野手陣 プエルトリコ戦

パーフェクトがなくなり、ノーヒットノーランもなくなった次の回に被安打1で高橋を代えた。勝ち上がっていくと一発勝負になってくる先を見越せば、序盤の使い方はこれでいい。このタイミングで代えるのがベストだろう。4点差を残り3イニング守るには、9つのアウトをワンポイントを出す作戦で右には右を充て、左には左を充てれば、連打はない。それで3失点までに抑えればいい。ただ、嘉弥真を左のワンポイントで使った後、右打者に大竹を充てて次が左打者2人が続くなら、先頭を打ち取った時点で嘉弥真をこのイニングそのまま投げさせた方が納得がいった。

 

2019-11-8 日本のフル代表なのに甘い野球 台湾戦

5回1死2,3塁の場面で近藤の内野ゴロに松田は自重した。2,3塁の場面はゴロゴーだ。仮に挟まれても2,3塁の形を作れるし、アウトになると思えば、大きくオーバーランして打者走者を2塁に行かせられる。最悪、タッチアウトの1,3塁でも2死なのでそれでもいい。近藤の打球はバットの先に当たり、バウンドしたので還って来られる打球だったので突っ込む打球だ。ヒットを打って点を獲るのは確率の低い作戦なのだ。こういうところでちゃんと得点しなければ、勝ったとしても先がない。むしろ勝ってしまうことでこういうプレーを反省しない。坂本のプレーと言い、勝ったことで反省せず大事なところで1点獲れない、大事なところで進塁を許してしまうということになる。

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