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野球はチームスポーツ アマとプロの間の取り方 左ピッチャーには苦労する大谷 強肩外野手 今週のダイジェスト

2019-5-20 野球はチームスポーツ 個人の記録ばかり追う見方

一方で日本人選手が多く海外で活躍する昨今、日本にいるファンが、MLBの特定球団を応援するというケースは皆無だろう。日本人が所属するから応援するということはあるのだろうが、日本人がいない球団に、野茂が行く前から特定球団を応援しているなどということは、もっとなかろう。だから大谷をはじめ日本人を応援するのは、肉体機能、身体能力で劣る日本人が世界の強者相手にどれだけ相対するのかに興味があるからと思われる。大谷には野球に勝つためのプレーに魅了されているわけではなく、飛び抜けた能力により、ホームラン数やスピード、勝ち星だけを期待している。世界一の選手になるかに興味を持っているのが現状であり、エンゼルスの勝敗を気にしている人などまずいない。野球というスポーツの本来の楽しみ方ではない。

2019-5-21 高校野球とプロ野球に見る時間の差 野球はレベルが高くなるほど間合いに神経を使う

本来、野球はレベルが高くなればなるほど間合いに神経を使う。一球一球を慎重に考え、1打席1打席に読みを効かせ、1球1球のプレーや作戦の選択を考えると間合いを大事にするため、長くなってしまうのだ。その1球1球の間も勝負の内なので、その瞬間の仕草やベンチの様子にも視線を向けると戦況が見えてくることもある。それが野球というスポーツであるのだ。その間において、選手はどんな考えをしているのだろう、ベンチの作戦、戦略はなんだろう、と考えながら観ることで深さを知る。しかし選手やベンチの感情は知りえず、こちらは想像したり予想したりして楽しむしかない。観客も楽しもうと思えば頭を使うことになるわけだ。

2019-5-22 痛ッ 叫び声をあげた大谷 左ピッチャーには苦労する

今回、右手に受けたのは左ピッチャーからだった。右ピッチャーの球は見やすいので避けられる。まして、スイングを掛けて行って右手に受けてしまうということは、右ピッチャーに対してはまず、ない。野球で右ピッチャーには左バッター、左ピッチャーには右バッターがいいとされるのはこの見やすさからだ。見やすさから、打ちやすくなるわけだ。逆にピッチャーは左バッターには左を、右バッターには右をあてる。それは、見にくいので打ちにくいからだ。

2019-5-23 強肩外野手列伝 そのテクニック

強肩と呼ばれる外野手は、多くが捕球してからステップを思い切り踏んで、グローブをはめた手を前方へ出し、叩きつけるように返球する。つまり、ピッチャーの投球モーションのようにだ。内野手は俊敏性が求められるので、小さいステップでスローイングのテークバックも小さくする。外野手は強い返球をするために、右利きなら右足→左足と踏み込むわけなのだが、ゴロを捕球する時は右利きなら右足を前に出して左足の前で捕球する。そこから左足でワン、右足でツー、左足でスリーと勢いづける。強肩で思い出されるイチロー、新庄、羽生田、糸井、福留、アレックス、バーフィールド、テリーはみなこの方法だ。

2019-5-24 強肩外野手列伝 そのテクニックⅡ

その理由を由伸は「本当に肩が良いのは福留やアレックス。」として、自分は強肩ではないと発言していた。そのため、劣る肩を補填するために、捕ってからの早さを優先した。由伸は左足前で捕球し、ステップを2つにすることは、飯田からヒントを得たと言っていた。飯田の動きを参考にして、この方法を身に着けたようだ。

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