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勝敗の責任は監督 帝京コールド負け 鈴木翔太、伊藤隼太 戦力外 東海大野球部 今週のダイジェスト

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2020-11-2 勝敗の責任は監督にあり 選手は一生懸命やり、あとは必要はクビか

選手のエラーに監督は怒っても仕方がないのだ。怒るということは責任転嫁であり、自分の能力の無さを堂々とさらけだし、恥じていないというようなもの。チームの勝敗は監督の責任であり、選手のミスは監督の采配のせいなのだ。使っていなければ、その選手に限っては、ミスは起きていないことになるのだから。チームの勝敗は指揮官が責任を持ち、その上で球団の運営を明るいものにする責任は指揮官を任命した球団フロントが負う。

 

2020-11-3 帝京が都立にコールド負け

かつての帝京野球部の強さを目の当たりにしてきたものにとって、あの帝京がコールド負けとは・・と思ってしまうものだ。そして、一時は東東京1強を形成するほどの栄華を誇った帝京が、最近は都立高校に負けることもあるほどだ。最近の東京都立の中には、名門私立を食うことが少なくないが、殊、帝京に関しては都立に負けなかったものだ。だが、最近はこれも当てはまらない。しかも今回のコールド負けはその都立相手なのだ。

 

2020-11-4 鈴木翔太、伊藤隼太 戦力外

そんな中、一昨日、昨日と中日は鈴木翔太を、阪神は伊藤隼太を戦力外とした。共にドラフト1位で鈴木はそのきれいなフォームで、背番号18を与えられる、将来のエース候補だった。中里の悲運を取り返すために中日にやって来たような印象さえ受ける、腕の振りのきれいなピッチャーだ。中里が2度の事故で若くしてけがに泣いたのと同様、若くして血行障害という症状に泣いてしまった。伊藤隼太は六大学のスラッガーとして、その打撃センスから必ずや中心選手になるものと思っていた。だから阪神はなかなか出て来ない伊藤を辛抱強く、9年間抱えていたが、ついここで手放すことにした。

 

2020-11-5 大麻使用は野球部全体で罰を受ける

例えば、野球部員が、外で女性を暴行した、などの事件なら野球部が責任をとる形にはならない。たとえ、部員3人で女性に暴行したとしても野球部は遺憾を述べるだけで野球部の活動を休止にはしないはずだ。そして、今回の大麻使用も道端で3人のうち1人が野球部員で2人は友人ということなら野球部は責任を負わない。その人が野球部に所属しているというだけだから。その人が所属しているコミュニティは野球部だけじゃない。所属する、肩書がある団体が全て責任を取るなどということはあるわけがない。つまり、今回は野球部というコミュニティが犯罪の温床になったと認めなければ、休止する必要はないはずなのだ。

 

2020-11-6 ドラフト1位と言えど・・プロは能力がある選手だけが集まる場所

鈴木にしても、伊藤にしても1軍での実績は乏しい。それでも長くチームは抱えていた。ようやくこの時期になり、見切りをつけることになった。ドラフト1位なのでチームとしては、今年こそは、いつかは、と思い期待をかけ長く抱えるというのは当然と言えば、当然だ。また、1位指名には多額の投資をしているので回収しなきゃいけないという事情もある。さらに、1位指名されるような選手をモノにできないと、選手を見抜く球団の能力と育てる球団の能力が無いという見方を球界にもファンにもされ、いわゆる仕事のできない奴というレッテルを貼られる。ドラフトで注目選手や金の卵を預かることに決まったコーチは、身が引き締まり、仕事のでかさにため息をもらすこともある。

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