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大きくした体の野球選手 フルスイングは危険信号 野球選手に走り込みは必要か 今週のダイジェスト

2020-5-18 立場を追いやられる大きくした体の野球選手

大きくすると、ケガのリスクがともなう。大きくなっちゃった由伸は典型だ。由伸は太りやすい体質に思える。毎日試合があり、ギリギリのプレーも強いられ、そのための体づくりをしているので筋肉は張り詰めることになり、破綻しやすくなるのだ。しかも、野球選手に求められる、横に広がる筋肉は破壊されやすい。横に大きくした野球選手は歳を取ると、落とせなくなる。元々、大きくしやすく、落としにくい体をしている野球選手は、若い時ほどの練習量もなくなるので落とせない。そして、動けないから守る範囲は狭くなり、走塁では期待が出来なくなる。ついには、立場を追いやられる。

 

2020-5-19 フルスイングされたら危険信号

空振りでもファールでもフルスイングされると、バッテリーは嫌に感じる。フルスイングされている時は危ないと思った方がいい。フルスイングされているということは、打者がピッチャーの球に迷っていないし、怖がっていない、ということになる。たまたま、今のはバットの当たる位置が下や上にズレただけで、次はどんな球が来ても対応できるよという自信の表れだ。あるいは、ピッチャーの球に怖さがないので、遊びでフルスイングしてみた。次は、どんな球が来ても、ジャストミートできるスイングをして、ヒットにしてやろう、いらっしゃい。

 

2020-5-20 野球選手に走り込みが必要か

ランニングを罰として用意したのなら、それが過度な肉体疲労を伴うということになる。必要であるなら、罰でなく、普通に練習の一環としてやればいいだけなのに、罰ということは過度ということになる。ということは、これによりケガにつながり、敗けたことを反省させるはずが、さらに敗けに近づく、戦力の削ぎ落しということにつながる。過度なトレーニングなら回避すべきだし、必要な練習なら罰ではなく、やらなければいけないこと。どっちにしても罰としての意味がないということになる。

 

2020-5-21 野球選手に走り込みは必要かⅡ

また、プロ野球選手に優位な体質は長時間走るに不適当なものだ。忍耐強く長時間走ることはできても、速く走ることはできない。野球選手にとって優秀な体質は、長い距離を走ることができないという特徴を持つのだ。そこで、長時間のジョギングへの反駁についてだが、これは走って得られることと、走らずとも得られることと、走ることでは得られないことがある、ということになるように思われる。

 

2020-5-22 野球選手に走り込みは必要かⅢ

体が大きい野球選手は長い距離を走ることを最も嫌うという場合は多い。また、野球選手にとって優秀な体質は、長い距離を走れないという特徴を持つ。だから、いやなことをせずとも同じ効果を得る方法は何かを考えたのだろう。または、走ることで失う可能性がある必要な肉体や技術を他の方法により代替することにより、野球に必要な体ができる、ということなのだろう。それも長い時間を要しなければならないランニングという方法ではなく、効率良く獲得する方法をだ。走ることが全く意味がないわけではない。そして、走ることで得られる感覚もあるだろう。走ることがいいと考える選手はそれを実践してもいいわけだ。

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