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遅刻で二軍 レベルが低い中での天才 見逃し三振をしろ 今週のダイジェスト

2020-6-1 遅刻で二軍行き

体が資本の野球選手にとって睡眠は大事だ。野球選手に限らず、人間は十分な睡眠が活力を生み出す。だから、仕事のために睡眠を削るのは、仕事をさぼるのと同じこと。つまり睡眠のために練習の時刻に遅れることは練習を怠らなかったということになる。寝坊ということは、もっと寝ていたかったというケースが多い。もっと寝たいのに無理やり起きるのはストレスになる。ストレスは確実に体を蝕む。いっぱい寝ることはいいことなのだ。だから、集合時刻には遅れるけど、このまま起きていたら万全の体調にならない、だから、ここはもっと睡眠をとるべきと、その時点の判断だったら正解になる。

 

2020-6-2 努力したところで追いつかないのが天才

努力に勝る天才なしなどと言うが、努力により勝った天才は、高が知れた天才と言えそうだ。本当の天才には努力では勝てない。それを本来、天才と呼ぶ。本当の天才に対しては勝つべき努力がわからない。あるいは生きているうちには届かないのが天才。どうしてそうなのかがわからない。向かうべきがわからない。これを天才。

 

2020-6-3 言う奴のレベルが低いと、天才が溢れる

野村は以前、イチロー出現前だと思うが、球界の天才を長嶋と広瀬と言っていたと記憶している。南海でチームメイトだった俊足選手で、のちに監督も務めた人物だ。広瀬は野村が盗塁のコツを聞いたら、こうして、こうで、バーンというような表現で説明すると言う。つまり勘だ。長嶋の擬音で表現するバッティングや守備と同じだ。これは当時の低いレベルによって、そういう感覚でも通用してしまう。また、この感覚を言葉や理論にするまでもなく、うまくいってしまうから伝える術を知らない。当時は盗塁に対する深い考察がなかったのだ。

 

2020-6-4 気づいて、伸ばして、客観視

の才を放っておいたら、どうしようもない。実際、そういう人もいたのかもしれない。だって、世に出なければその才能が誰にも分らないのだから。だから、どんな天才も天賦の才に気付いた人で、天賦の才を伸ばそうとする人で、天賦の才に客観視できる人、でないと天才たる成果が現れない。

 

2020-6-5 ボール球を振って三振するなら見逃し三振してこい

2つ見逃してボール球を空振りしての三振は最低だ。高校野球ではよく目にするシーンで、レベルが低くなると、こういうことが起こりやすい。それなら、ストライク3つ見逃して三振の方がよっぽどましだ。それは意志が見えるから。つまりフォアボールで出塁しようとか、球数を投げさせようとかの打席を作ろうとしたのだろうと味方に伝わる場合があるし、戦略の1つだ。ボール球で三振するなら、その前にストライク二つを打て、と誰でも思う。それを見逃すなら、もう振るな。こっちの方がよっぽど勝利に近づく。

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