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白スパイクの高校生 涌井のノーヒットノーラン 今週のダイジェスト

2020-8-3 高校野球に白スパイク登場Ⅱ

既存のユニフォームにスパイクだけ白に換えただけでは、似合わないチームが多い。濃いユニフォームから黒基調のストッキングにいきなり白スパイクは似合わない。ウォーミングアップに使うシューズはどのチームもたいがい白いアップシューズを使うのでそれを履いているように見える。似合わないと言っても、高校野球のユニフォームはかっこいいものが少ないのでそれもどうでもいいのかもしれない。ウォーミングアップをやっているようだ。白い帽子に始まり、ストッキングまで白、スパイクだけいきなり黒という日大三高のユニフォームは練習着と相違がなく、戦闘モードに見えず、格好は良くない。だからと言って、これでスパイクを白にすると、上から下まで白となお一層、不格好だ。

 

2020-8-4 高校野球に白スパイク登場Ⅲ

だいぶ規制が変わってきた高校野球だが、ユニフォームの色使いの限定、グローブも同様、背番号は貼りつけ、ということで、どうしてもデザインを工夫しようとしてもバランスが悪くなりがちだ。だから、そこへ突然白スパイクを登場させても、不釣り合いになってしまう。ただ、その不釣り合いのデザインは、装飾に気をとられず、一生懸命野球に打ち込んでいるという印象を与える。プロではデザイン性に好感を持って、かっこいいとなっても高校野球では逆にチャラチャラ見えてしまい、印象を悪くする。そして、不格好なユニフォームでも、観る方がプロを見る目とは神経を入れ替えているのでそこに気を取られるということはない。

 

2020-8-5 高校野球に白スパイク登場Ⅳ

昨日の東京の試合でえっ?と思ったのが、チームで統一しなくてもいいようだということ。同じチームで黒いスパイクを履いている選手と白いスパイクの選手がいた。そこは、せめてどちらかに揃えた方がいいだろう。ユニフォームとは統一の服装だから、これは規則違反ととれる。

 

2020-8-6 涌井9回ワンアウトまでノーヒットピッチング

このご時世なので、観客が少なく、鳴り物もないから涌井がセットに入ると、球場全体がシーンとして、緊張感が増す。大記録に固唾を飲む感じがして、すごく良かった。ノーランをノーランナーだと思っている人は多い。日本でパーフェクトとなると、26年前に槙原がやってから出ていない。80年以上の日本のプロ野球の歴史でたった15人だ。北米リーグでも1世紀半ほどの歴史の中でたった20数回。単純計算で6年に1度くらいのペース。年間2000試合で換算すると、昔は球団や試合数、いろいろ変わっているが、12,000試合に1度くらいのペースでしか達成できない。

 

2020-8-7 中日の奇怪オーダー

プロの野球では、終盤になると、左打者には左ピッチャーを充て、左ピッチャーが出てくれば、右打者を送るなど、ワンポイントや左殺しなどワンアウトを獲るのにシビアに選手起用をする。この場では何度も記しているが、オープナーやブルペンデーなどの戦術が登場し、これからは、もっとこういう起用が顕著になっていくはずだ。序盤から9イニング、27アウトをどう獲るか、にもっと選手起用に神経を働かせていくことになる。

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