毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

本当の優勝チーム バッターボックスの白線を消す グラウンドを荒らす エリート上本引退

2021-1-18 優勝チームを間違えちゃった

副審制にしても機械にしてもなにより大事にすることは納得だ。この納得をプロは映像による確認ということで示したわけだ。映像は事実を映し出されていることに疑いを挟む人はおらず、冷静に落ち着いて振り返ることで敵も味方もファンも抗議している人も全ての人が納得した。これからもテクノロジーの導入は進んでいき、ストライク、ボールの判定もそういう向きになっていくだろう。判定の間違いがクローズアップされる今は、「審判に制裁を」とか、「審判のレベルが落ちた」とか、「誰々は、ひどい」とか、審判非難が目立つ。インターネットに乗せて、全ての人から意見・具申が届く審判は精神を蝕む事だろう。それは、審判は正しいことをして当たり前だからだ。政治家と審判は褒められることはほぼなく、誤りには集中砲火だ。

2021-1-19 バッターボックスの白線を消す行為

グラウンドを整備し、白線を引き、水を撒くということは、高校生たちのために舞台を整えてあげているということだ。それをさっきやったばかりなのに、1回表から白線を消すようなことはそれをやってくれた人達のことを考えていないということになる。自分たちの活動を助けてくれている人たちへの配慮がたりないという教育の一環である高校野球の精神に反する。勝利を目指す、一生懸命やる、ということと同様に大切にしなければいけない精神だ。自分たちの活動に関わってくれる人達へ思いをはせるということは、高校野球の存在意義だからだ。

2021-1-20 バッターボックスの白線は消さない むやみにグラウンドを荒らさない

内野ゴロのイレギュラーバウンドは土のデコボコのせいで起こる。試合の中盤でグラウンド整備が入るのは、それを防ぐため、荒れたグラウンドを整えるために行う。であれば、プレー以外のところではなるべく、グラウンドを荒らさない配慮があっていいだろう。外野手はダイヤモンド内を避けて移動する。内野手は3塁側ベンチだったら1塁手、2塁手は1塁側のファールゾーンを、1塁側ベンチだったら3塁手、遊撃手は3塁側のファールゾーンを通って移動するよう心掛けたほうがいい。監督や指導者にその意識をもって、選手を導いたらどうだろう。

2021-1-21 ホームランを打つと下品にも人形を放り投げる

投げ入れられるものをわざわざ選手に渡すのはなぜだろう。それを、獲得した客は、投げ入れられた人形こそうれしいのだろうか。人形を投げるという行為をファンサービスとするなら下品に映る。ボールを客席に投げ入れるのは、ボールは投げるものだからわかるが、人形を放り投げるのはどうだ。ボールでさえ、それが欲しい客が取り合う様子は見苦しいのに。渡すなら手でしっかり渡した方がいいと思うのだが、投げ入れるシーンが一つの演出とされている。ホームランが飛び出し湧く球場に、美女が人形を持って現れる演出が球場を華やかにさせるのだろうか。どうにも意味のある演出には思えない。

2021-1-22 超エリート・上本が現役野球選手の道を終える

173センチで66キロ程度というプロ野球選手としてはもとより一般男性としても大きくない体ながらその経歴は超エリート。名門・広陵高校で1年生からレギュラーで4季甲子園に出場している。名門・広陵で1年生レギュラーは当時16年ぶりだったそうだ。早稲田でも1年生からレギュラーで全試合フルイニング出場している。これは慶應・高橋由伸以来の記録だ。有り余るセンスで高校2年生の時は、キャッチャーまでやっている。上本を自由に打たせ、うまく使えば首位打者争いもできたのではないか。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP