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クオリティスタート、ローテーションがなくなる ケンカを収めるためベンチから飛び出す選手 感染判明者増加はリバウンド 今週のダイジェスト

2021-3-15 クオリティスタート、ローテーションがなくなる日

打線だってレギュラーなどというより、相手ピッチャーに合わせて代打が頻繁になっていく可能性がある。レギュラーで左の3割打者が左ピッチャーに対するより、控えの右打者が対した方が確率は高いからだ。そして、負けゲームをつくりながら使えるピッチャーを短い登板で多くの試合に投げさせる。イニング数は短くなり、打ち取りやすい相手に多く登板する。1試合多く勝っていれば、優勝なのだから、接戦を演じての負けなどいらない。負ける時は大負けしていい。何点差になろうと、負けはひとつにしかならない。

2021-3-16 ケンカに勝つためではなく、ケンカを収めるためベンチから飛び出す選手たち

罰金を科す理由は、おそらく罰を設けておかないと出て来ない奴もいて、場合によっては誰も出て来ないという場合が起こり、相手に数で圧倒されてしまうかもしれないから。もめ事になって戦う姿勢を見せなければ、相手になめられる。しかし、これはケンカに勝つためではない。ケンカをしているわけではないので、暴力で圧倒する意図はない。だが、野球という体力を用いての勝負をしているわけだから闘争心を示さなければいけないわけだ。相手に脅威を与えるのだ。しかし、最も大きい理由は本職の野球以外のところで余計な体力を使って、ケガをしないためだ。ケンカに勝つためではなく、ケンカを収めるための処置ということ。さらに、もう一つの意味がある。

2021-3-17 乱闘を諫める男気に美人女優もイチコロ

元広島の高橋慶彦はデッドボールを受けた確か外国人だと思うのだが、激高して味方ピッチャーへ向かってくると、ショートから真っ先に走り、その間に入ってやめなさい、と止めていたシーンを記憶している。屈強な外国人に対しても、自チームのピッチャーに危害が加わらないよう間に入ったのだ。また、2塁ベース上での接触に1塁ランナーの川又が怒りをあらわすと、手で払い、調子に乗るな、と手で払い向こうへ行けという仕草で、ベンチへ戻れ、と退けていた。高橋は男前だったので、こういう男気があるとなれば、さらにモテることだろう。美人女優との浮名も有名な色男。

2021-3-18 バックスクリーンへのホームランの誇張

井納が練習中にケガをして、これを頭部破裂と伝える媒体があり、破裂じゃなくて裂傷だ、と話題に上った。これは誤植だとわかるミスだが、先日の大谷のホームランをバックスクリーン越えと表現している媒体を多く見かけた。エンゼルスがキャンプで使っている球場で、シーズン中は使わない球場なのだろうか、収容人数は多くなさそうだ。大谷の打球が越えて行ったバックスクリーンと称する建造物はボードに見える。これはスクリーンなのだろうか。どうもバックボードに見える。このバックスクリーンホームランというのは以前から誇張表現の事が多い。こういう言い方をした方が、バカでかく豪快なホームランという印象を与えるからだ。

2021-3-19 感染判明者増加はリバウンド 野球用語のリバウンドは?

野球ではリバウンドと言うことばはあまり使わない。フェンスに当たった打球の処理は、クッションボールと言う。リバウンド処理はバスケを思い出す。リバウンドを制する者は試合を制す、だ。この時のリバウンドは単にはねっ返りのことで、ボードに当たって戻ってきたことだ。野球のクッションボールと変わらない。この意味で感染判明者比較増加をリバウンドとしても、何の跳ね返りか。何にもこの増加は跳ね返っていない。感染判明者増加はリバウンドではない。

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