毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

野球選手は太りがち リクエスト制度があることからプレーは止めない判断をする審判 今週のダイジェスト

2021-3-29 野球選手は引退後、太りがち

大きくしてきた身体を絞るのは労力がいる。それまで、スポーツ選手として身体をいじめてきたので、引退したことで、もうそこからやっと解放された楽を充実させようと、目一杯、怠惰になりたがる。張りつめていた気が一気に緩むことで、持ち直そうとするのも大変ということもある。これは気持ちのリバウンドだ。

 

2021-3-30 リクエスト制度があることからプレーは止めない判断をする審判

お前がアウトと言わなければ、もう一度タッチに行ってアウトにしてたよ。間に合ってたよ。それをあとからセーフと言われたって困るよ。という言い分が成り立つはず。仮に、セーフと判定していたら今宮はセーフと言われたからベンチへ戻ろうとするだろう。そこへ、キャッチャーがタッチに来て、リプレー検証を要求されたらあとからアウトになってしまう。先ほどとは逆で、今度は今宮がセーフって言うから離れたんだ。そうじゃなきゃ、もう一度ベースに触れていたよ。あとからアウトと言われても困るよ、ということになる。ホームクロスプレーはアウト、セーフのコールは一切せず全てリプレー検証にするか。

 

2021-3-31 インプレーの判定をしていた方が保守的 プレーを止めない判断をする審判Ⅱ

2015年9月12日の阪神‐広島戦では、三塁打とされていた広島・田中の打球が、試合が終わってから本当はホームランだったというケースがあった。この打球がサヨナラホームランであったのなら、結果が出た後でも覆し、広島勝利とすることが出来るだろう。ところが、このホームランは表の攻撃で出てしまった。つまり、その後も試合は続いたわけで、そこへの影響は、終わった後では誰も手を加えられない。もう一度やり直さなければならなくなる。それは出来ないので誤審と認めても謝罪するより方法がなかった。試合の勝敗に影響がないか、または影響してもそのプレーだけで勝敗が完結する場合だけが後日、判定を覆すことができるということになる。あの打球がサヨナラホームランだった以外は、広島の勝ちとするわけにはいかない。

 

2021-4-1 サヨナラホームランなら、その後の試合展開に影響しないから一安心 プレーを止めない判断をする審判Ⅲ

この広島の時は三塁打だったものが、実はホームランだったということだった。だからサヨナラホームランなら、その後の試合展開に影響しないため、その時点に戻り判定を覆し、広島の勝ちとすることもできよう。だが、勝ち越しホームランだったため、その後の展開を考慮すると誤審と認めても覆すわけにはいかず、謝ることで事を収めるよりなかった。中村の時は、ホームランが実はファールだったということで、このケースもやっぱり、もう一度その時点に戻らなければならない。それは規則にある通り、できないということで謝り、再発防止に努めるということで決着することになった。

 

2021-4-2 審判の判定が覆ってはいるものの、審判自身の判断は覆っていないプレーを止めない判断をする審判Ⅳ

リクエスト制度がある今はプレーを止めないことを審判が選択する、あるいはしているかもしれない。アウトと思ってもセーフにして続けるケースがあるかもしれない、ということ。とりあえず、セーフを選択して落ちて、プレーを続け、止まったところで、さあ見直しましょ、となるのだ。だから、審判の判定が覆ってはいるものの、審判自身の判断は覆っていないことになる。アウトに違いないと思っていても、わざとセーフコールをするかもしれない。そして、ベンチからリクエストがなかったり、既に使い切っていて権利がなくなっていても審判の判断で見直します、という制度に変貌していくかもしれない。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP