2022-1-3 人材が豊富過ぎて勝つこと以外の目標も設定するチームづくり
そして総合優勝、往路優勝、復路優勝、9区と10区での区間新と大きな仕事をやってのけたけど、数年前に達成した1区から一度も首位を譲らないという完全優勝は逃した。これからは往路でも記録を更新し、全区間での区間賞という本当の完全優勝など新たな目標もある。そういうチームづくりへとステージが変わる。そうなるとそれ以外のチームの編成、目標は変わってくる。
青学にとって優勝は範疇であり、それ以上に記録をつくって満足するチームだ。青学に勝とうとするチームはチームの最もタイムが良くなるであろう人材配置をする。そして優勝はハナから無理というチームはそれぞれまた違う目標をたてる。往路優勝だけを狙うというチームは人材配置が偏る。総合では勝負できないと判断するので、とにかくチームの上位の選手を総合タイムは度外視して往路にだけ集中する。他にも優勝が無理と思うチームは、チームのベストを狙うとか、チームのエースにとにかく一番長い距離を走ってもらうとか、エースに記録を狙える区間を用意するとか、襷をつなぐとか、さらには1区だけ目立とうとかを考えるチームもあるだろう。
2022-1-5 リクエストでミスがはっきり 恥ずかしい選手たち
走者はもっと恥ずかしい。暴走でのアウトが判定覆らずだったら、恥ずかしい状態で塁上に残り、観衆にさらされる。一番は、こけた時だ。スムーズに走っていたらセーフのタイミングを途中でこけて、それでも必死に塁を狙ったが、タッチアウトの判定。そこを監督が見せしめのごとくリクエストし、しばらく塁上に取り残される。アウトなのはわかっているよ、こけたからだよ、早くベンチへ帰りたいよ、となる。
今は、投球がワンバウンドした瞬間に交換する。少しでも土がついたらボールを交換することになる。最近のプロが使用するグラウンドのホームベース付近の土は固く粗いのでボールにこびりつくような汚れとはなりにくい。それでも少しでも汚れるようだと交換するものだ。ピッチャーは仕事であり、プロであり、生活や命がかかっているので神経質になる。ボールと指の間に一粒の、目でははっきり分からないような異物が挟まっていても指のかかりは違い、球威は違い、回転は変わり、コントロールは狂いかねない。
キャッチャーはボール交換をピッチャーに任せている人もいるそうだ。ピッチャーによっては新球を嫌うピッチャーもいる。土でバウンドしたからと言ってすぐに交換しないで、ピッチャーが換えてと言えば、換えるし、そのままならそのままで。それまで投げていて馴染んできているから換えないでほしい、というピッチャーも中にはいるからあるキャッチャーはピッチャーの意向を尊重するそうだ。
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