2022-11-14 超豪華な顔ぶれに潜む危うさ WBC日本代表
打撃は2軍選手が4安打する可能性がある。バットを持っていればヒットになる可能性があるのだ。スイングスピードが超速い選手でも三振することはあり、2軍選手の止めたバットが外野の前に落ちることもあるわけ。バットという道具が実力に関係なく、ヒットを生むのだ。しかし守備に関してはこの逆転現象は起き得ない。守備力の低い選手が、高い選手のプレーを超越することは絶対にない。
2022-11-15 野球における危うさを解消 選手交代を頻繁に
野球は守備と攻撃では全く違う動作、作業だ。投げる行為、捕る行為、打つ行為、走る行為と全然違う。しかし、いわゆるハイセンスで能力の高い選手はすべてこなしてしまう。オールラウンダーというやつだ。その最高傑作はイチローということになろう。野球はまったく違う行為にもかかわらず、選手交代は自由にできず、出場選手が全てをこなさなければならない。もともとこの仕組みで最高技術を連続させることに無理があるわけだ。
2022-11-16 ユニフォームに広告を出すスポンサーの軽薄
独立リーグはお金がないのでスポンサー集めのためユニフォームの上から下まで広告だらけだ。金がないとは言え、あんなものを良しとするのはチームもスポンサーも野球を発展させたいとは思っていないからだ。思っていると口では言っていたとしてもそれは薄弱なものだ。スポンサーがつくほど、つまりはその国でそのスポーツに人気があるほどユニフォームはかっこ悪くなる。
2022-11-17 バットは折られたのか わざと折ったのか
ストライクに投げてバットが折れたなら、へし折ったでいいが、ボール球に打者が手をだしたのならそうは言わない。ボール球を打って折れたバットは手を出したから折れちゃった、という表現だ。最近は、カットボールやツーシームといったスピードがあり少し変化する球が多いので芯を外される。これらのボールは最初ストライクコースに行くと見せかけてヒッティングポイントではボールになり、バットが折れるということがある。これは打者がボール球を打ったから折れたものだが、これはピッチャーの投球術によるものだからへし折ったのであり、打者はへし折られた、と表現していいだろう。
2022-11-18 今のはアウトだろう そりゃないよ 傑作選2015年6月2日
たとえば、僅差の8回無死の場面、サインプレーで2塁ランナーを牽制で刺したとする。すると二塁手は、サインプレーでピンチの芽を摘むという最高のプレーをしたことになる。「よしっ、アウトにとった。これで楽になる。あとアウト5個とれば勝ちだ。勝ちが見えた」と思った次の瞬間、「セーフ」とコールされれば、思いもしないことにガクッと力が抜けるのだ。