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悔いも未練も センバツ優勝は全国制覇ではな い 高校野球に相手がいない大阪桐蔭 グラウンド整備で点が入る 今週のダイジェスト

2022-3-28 悔いも未練も誰にでもある

そして高校野球は一発勝負だから、敗けたら終わり。すると、こういう言葉使いもしてしまう。「悔いが残らないように頑張れ」悔いなど残らないことなどまずない。ほとんどが残る。限られた時間で、未熟な年頃で、コロコロ状況が変わる2年数か月。この条件で思い通りに充分、満足いくようになどできようがない。

 

2022-3-29 センバツ優勝は全国制覇ではなかった

センバツは秋の地方大会の成績が参考にさるが、そこでの優勝したチームが出てくるとは限らない。あくまでも参考であり、高野連が選抜する。21世紀枠があるし、地方大会ベスト8止まりのチームが出場などということもある。秋に行われた大会を参考に、春、チームを選抜するという仕組みだ。大会の間は半年もある。つまり、秋の地方大会で敗けたことがあるチームがセンバツで優勝する可能性も十分あるのだ。今回のベスト4も近江は繰り上げ出場だし、浦和学院は関東大会4強止まりだ。

 

2022-3-30 センバツは選抜されたチームの大会 夏はひとつも敗けられない全国大会

夏の大会は選手権だからその名の通りNO.1決定戦だ。つまり、日本一決定トーナメント大会となる。地方予選という形をとり、そこでのチャンピオンが甲子園へ集合する。甲子園で優勝するチームは、その夏一度も負けなかった全国で唯一のチームであり、それは全国制覇ということになり、日本一の称号を手にすることになるのだ。そして春夏の甲子園を連覇したとしても無敗とは限らないことになる。松坂がエースとして春夏連覇した時の横浜は、公式戦無敗で連覇した。まさに王者として君臨したことになる。

 

2022-3-31 高校野球では相手がいない大阪桐蔭 好ピッチャーはどっかにいないかい

全国から実力のある選手が皆、大阪桐蔭に来た、という印象を持つ。ベスト4のチームでレギュラー選手を決めても全て大阪桐蔭の選手になりそうだ。それどころか全国のすべてのチームの中でも誰一人として大阪桐蔭ではレギュラーになれないのでは、と思わされる。大阪桐蔭とその他のオール高校生でやっても、つまり大阪桐蔭以外の準オールジャパンVS大阪桐蔭でも大阪桐蔭が勝つだろう。となると、甲子園の試合より、紅白戦の方がレベルが高いとなりそうだ。これは野球の技術を伸ばそうと大阪桐蔭に入ってきた選手たちにとって、個々の技術を磨くにはどっちがいいのだろう。

 

2022-4-1 球場の雰囲気を変える? グラウンド整備

理由としてはグラウンド整備が入ることでイニング間に時間を要し、守備につくリズムが狂ったり、今までのテンポに狂いが生じたりといったことが言われる。ただ、イニングで見れば、各回で時間はバラバラだ。それまでに長い時間のイニングもあれば、短い時間のイニングもあるだろう。グラウンド整備の時間も試合中と考えれば、ことさらここに間が入るとは思えないのだが。ここが1時間空く、とかになれば体が冷えたりすることはあるだろうが、数分のことなので5回が長かったととらえれば同じことと思われる。

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