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ストライクだけを打つ選択 変化球ピッチャーと速球ピッチャー キャッチボールができないピッチャー 今週のダイジェスト

2022-5-23 確率の良い選択の連続 ストライクを打つ ボールは寝てる

スポーツは勝利を目指し、確率の高いプレーを選択する連続だ。お互いに確率の高いプレーを選択する攻防となる。互いに同じルールの下、平等の条件下で優劣を決めるので確率の高いプレーの選択を重ねることで相手より優位に立ち、勝利に近づこうとする。

 

2022-5-24 変化球をコントロールするピッチャーとストレートがど真ん中へ行くピッチャー

多彩な変化球をもつピッチャーのコントロールはいい。変化球が多いということは器用と言えるから、それは指先器用ということでコースを狙えるということになるだろうことは理屈に合う。また、変化球が多彩ということは真っ直ぐに代表される少ないボールだけでは心許ないから多くが必要になる、ということも言えるだろう。だから多くの球種を身につけ、打者の目線を散らし困惑させたい。すると遅い球がどこに行くかわからないということでは恐ろしくて投げられない。自然、コントロールできなければ使えない。

 

2022-5-25 キャッチボールがまともにできないピッチャー

それは急にゆっくりの球を投げる、急に今までと違い足を上げて投げない、急に違う距離、急に違う景色、急に平らな場所、とそれまで連続していた動作と変わることで体が不安定になるからだ。だからファースト送球は間に合うのであればワンバウンドで投げることにしている青柳のようなピッチャーもいる。元ヤクルトのブロスはキャッチボールがまともにできなかったそうだ。野球のプロなのに野球の基本中の基本とされるキャッチボールができないのだ。これをプロと呼べるのか、と思うところだ。

 

2022-5-26 攻めの投球 ピッチャーは攻撃している

打者はピッチャーの球に対応してバットを操作するので自分の意志だけでない。それを攻撃と言い、ピッチャーは自分の意志をボールに込めて打者を抑えるのに攻撃とは言わない。一方でピッチャーの指先を離れた瞬間、今度は打者のバット操作に合わせてピッチャーを含めた野手9人が守勢に転じる。こうして攻守が瞬間、瞬間で替わる。

 

2022-5-27 盗塁をする気にもならないキャッチャー 阻止率なんて俺には無意味

ランナーがいるとピッチャーも攻めだけじゃなくなる。走者の動きに気を配る。この行為は攻めというよりは守っているという表現の方が合うように思われる。そのエースと呼ばれるピッチャーが投じた瞬間、シートにつくピッチャーを含めた9人は守勢に転ずる。打者、走者の出方に合わせて動く。打球によって自分がすべきことに動き、走る走者によって自分がすべき位置へと向かう。ランナーも攻めるだけでなく、ボールを持つピッチャーの動き、野手の動きに気を配る。ここでは攻撃と守勢がお互いになる。どちらも受け身となるわけだ。

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