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野手からピッチャーへ転向はない ピッチャー根尾はどこまでやれば成功か 野球最大の理不尽 右打者と左打者で1塁までの距離がちがう 今週のダイジェスト

2022-6-13 野球最大の理不尽 右打者と左打者で1塁までの距離がちがうⅡ

走塁が左回りであることから内野手は右投げの選手が揃う。右投げの理由は、圧倒的に送球の機会が多い一塁へ送球する際、右投げの方が素早くできるからだ。左投げで一塁へ投げようと思うと捕球してから左腕を一度、投げる方向から遠ざける必要がある。投げたい方向へ距離をとり、腕を振ることで投げることができるから。右投げなら捕った時点でこの体勢ができているので、向きを変えることなくそのまま送球することができる。

 

2022-6-14 野手からピッチャーへ転向はしない 根尾ピッチャーへ

ピッチャーが野手へ転向する例は数多いが、野手からピッチャーへは皆無だ。その理由は、野球はピッチャーがもっとも重要なポジションだからだ。ピッチャーができるなら、まずそれをやれ、っていうことになる。そもそもピッチャーをやる奴はハイセンスだし、アマチュアではエースで主力打者という例だらけだ。プロになるほどの選手ならそれまでの野球人生でピッチャーをやったことがない選手はまずいない。

 

2022-6-15 根尾の特徴は身体能力の高さ 野手で走り回るかピッチャーでねじふせるか

根尾はバネとセンスを持つがゆえに使い方に困る。内野手として育てるか、外野手として育てるか、と来て、ここでついにピッチャーに方向を転換した。ハイセンスゆえに選手としての能力を狭める可能性があるわけだ。センスと能力を持つがために取り組むべき行為を決めかね、本当の能力全開に至らないということがあり得る。あるいは、ケガをして飛躍に制限をかける。

 

2022-6-16 ピッチャーを選択しても野手を選択してもベストはわからない

ピッチャーを選択した場合、最初から野手専念していたら、どんな選手になったのだろうという失望がどうしても伴ってしまうのだ。ピッチャーを選ばなかった場合でも同様だ。ということは、後からでは間に合わないピッチャーと30過ぎてもできる野手ということで考えれば、ピッチャーをやるしかないということになる。

 

2022-6-17 ピッチャー根尾はどこまでやれば成功か

ピッチャーとしてはそこまでの目標に設定しなくてもいいとも思えるが、ドラフト1位選手という周りからの見方は変わらない。しかも、話題を振りまいた分だけやはり、それなりの成果が求められる。そしてそこまで行かない状況だったら次にまた野手にする、という考えがどうしても頭に浮かぶ。しかし、そこでの決断は野手へ戻すのはさらにむずかしい。コロコロと変わりやがって根尾の才能をつぶしている、となるから。

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