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東北悲願? 高校野球部を超えた大阪桐蔭 ツーランスクイズ、セーフティスクイズ、セーフティバント 応援より野球をじっくり見ること 今週のダイジェスト

2022-8-22 東北勢の悲願と選手は思っているのかな

宮城初というのは意識するだろう。それは代表を争って秋春夏とトーナメント戦があるからだ。東北と言っても宮城と青森では大分距離があるし、さらに福島と青森ならもっとだし、同じように関東の選手が関東勢として意識することはまずない。そして同じように例えば東京も宮城同様、東京内のチームは必ず意識する。甲子園では東京のチームに勝ってほしいと思うし、東京をものさしに他のチームを見る。

 

2022-8-23 高校野球部を超えた大阪桐蔭とは

その仲間たちの価値を上げるのは春夏連覇という最強チームの証明だった。最後の夏が始まる頃にはベンチを外れる選手は裏方に回るものだ。チームの力を最大発揮するためには全員がボールを扱っていては達成できない。実力がある者、試合に出ると決まった者に、良い状態になってもらうためにプレーをせず、手伝いに回る。そういう仲間たちに報いるために全国制覇を誓ったことだろう。

 

2022-8-24 ツーランスクイズやセーフティスクイズ

三塁ランナーがスタートを切る場合に大事なのは打者がしっかりと転がすこと。そのためにはバットにちゃんと当たるのを確認するほど慎重に転がす。ストライクコースに来たら確実に転がすことを使命とされ、多少のボールでもフライはいかんとされ、もし、バッテリーに外されたら、飛びついてでもバットに当てなければいけない。最悪、外されようなら転がらなくともファールにだけはしようとする。打席から飛び出すほどに投球に食らいつく。それは、三塁ランナーがスタートしているのでバットに当てなければ、最も大事なランナーを失うからだ。

 

2022-8-25 セーフティスクイズとセーフティバント 同じセーフティと言うけれど

セーフティバントの時のセーフティとは打者が無事という意味で使っているのだろうか。あるいは打者が安全となる、とかセーフになりたい、とかいう意味か。死なずに一塁に生きるという意味だ。そしてこれは、日本だけの言い方なのかもしれない。ドラッグバントという言い方もあるから。それに対してセーフティスクイズの時のセーフティとは三塁ランナーが安全にという意味だ。三塁ランナーが死なないために、ギャンブルを排除した安全策という意味。

 

2022-8-26 鳴り物が復活した甲子園が本来の姿? 本来の姿は野球に集中すること

高校野球のピッチャーのほとんどがキャッチャーからボールを受け取ると、すぐに軸足をプレートにかける。ランナーを背負ってここで点が入ったら試合が決してしまうという場面でもテンポは変わらず、ただ淡々と投げ込む。そうして打者が待っている真っ直ぐが、おあつらえ向きに甘いところに来て痛打となる。もう少し考えて、あそこにだけは投げたらダメとか、このボールは危険と考えればもうちょっと間が出来るはずだ。

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