2023-1-2 駅伝で1人がチームに与える影響 野球のプレッシャー
対戦型スポーツの野球はその現象が典型として現れ、調子が悪くても勝ってしまうことがある。特に道具の介在が多い野球は不本意なプレーでも道具が補うことがある。また、不本意な投球でも相手が空振りする時があるし、不本意な打球でも外野の前に落ちることがある。
弱いチームで強い相手とレースで走り勝負を楽しむのか、強い味方がいるチームで優勝を狙い、普段から実力のある者と鍛錬する。チームスポーツは強いチームがいいだろう。優勝してこそ、本当の喜びが受けられるし、いかに自分が活躍していようと負け続けていてはおもしろくない。そして優勝すれば、その中でのエースとして脚光を浴びる。
そういう時、俺が9人いれば・・・と思ってしまう。自分にはない能力は他に頼らなければいけないが、9ポジション全てをこなした方がチームの総合力は高い、と感じてしまう選手はチームスポーツに所属するジレンマにいつも悩まされる。
2023-1-5 プロ野球に導入される勝ち点制ペナントレース
大エースが登板する試合にはそもそも勝ちにいかず、ポイントの低い1.5軍の試合を確実にとりにいくという戦術を選択するかもしれない。こうなると読み合いになり、最高技術や最高対戦の試合が少なくなってしまいかねない。高度な技術を披露し、高度な対戦を提供するというプロの大使命から逸脱しかねないという懸念はつきまとう。
2023-1-6 キャッチャーのキャッチング技術 2016年9月13日傑作選
一流のキャッチャーはボール球をストライクに見せようとはしない。ボールはボールでいいのだ。キャッチング技術を追求した結果、たまたまの産物であり、うまい取り方をしたがためにボールがストライクに見えてしまっただけでボールをストライクに見せるために技術を磨いたのではない。