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くせを隠すのか あえて見せるのか 判定は正確と納得 変化球は下へ落ちる 今週のダイジェスト

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2023-9-18 史上初という誇張表現

史上初ということはこれまでの長い高校野球の歴史の中で、という意味になってしまう。これまではタイブレークなどなかったから、この難しく珍しい現象である逆転サヨナラ満塁ホームランがなかったのだ。これをそう表現してしまうと、これから9回もしくは通常の延長で飛び出した逆転満塁サヨナラホームランが2番目に甘んじてしまう。正真正銘なのに、1番の栄に浴さないことになる。

 

2023-9-19 どんなに速くてもベースの上へ投げなきゃアウトにならない

キャッチャーを決める時の第一の条件は肩だ。肩は急に強くなることはない。じっくり強くなるのを待つが、必要なレベルまで強くならない可能性もある。キャッチングやブロッキングはあっという間によくなる可能性がある。リードに正解はないし、教えればいいし、キャッチャーがリードしなくてもいい。だから絶対の条件は肩が強いこと。

 

2023-9-20 ピッチャーからの挑戦 くせを隠すのか あえて見せるのか

逆に球種によって握りに深浅があるので、グラブから手首部分の出が違うという癖の見つけ方もある。そういうことを嫌うピッチャーはむしろ長袖を避ける。長袖を着ると肌の見え隠れがわかりやすくなるからだ。長袖のアンダーシャツの色と肌の色がはっきり違うので、数ミリ数センチの肌の露出の程度がわかりやすくなってしまう。だからあえて肌を見せ、筋肉や筋の動きは見えてもいいが、手首の露出をわかりづらくする。

 

2023-9-21 タイミングと流れでアウトでいい場面 判定は正確と納得

判定は正確が是であり、そして納得が必要。野球では、タッチプレーの際、野手の方にボールが届いていてランナーが来るのを待ち構えている状態で、ベースの所にグラブを置いて待っているような明らかにアウトのタイミングならたとえ、タッチの下や横を通って空振りしてもアウトでいい。

 

2023-9-22 スライダーもツーシームもチェンジアップも全て下へと落ちる

右ピッチャーが左に曲げた球を「今の球はなんですか?」と聞く。スライダーなのか、カットボールなのか、知りたいということだ。見分けがつきにくいので、解説者も「カットですかね、スライダー系の球です」と応えることになる。昔はそんな表現がなかったから区別する必要もなかった。だから球種としてはピッチャーが意図してカットボールのように小さい変化で内野ゴロを打たそうという意図があっても、スプリットのような小さい変化でゲッツーをとろうとする意図があってもいちいち言わなかったとも言える。

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