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野球がきらいでも タイブレークに通用する考え方 三冠王になる資格 ホームラン狙いは紙一重 今週のダイジェスト

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2024-4-22 野球がきらいでも就職先として考える

金額が関係してきそうなのは、そのものずばり契約条件が低く折り合わない、という場合だけだ。指名後の交渉で金額が折り合わず、契約金は退職金の先取りという面もあるというから新入団の最も新鮮な時にもらうべく金額はもらわなければならないと考える。ところが金額で折り合わないからと言って断ってしまえば、また数年プロ入りは先になってしまう。すると、その数年を棒に振ると考えれば、また入団が先になることで選手生命が短くなると考えれば金額が折り合わなくても契約した方が得、と考えそうなものだ。

2024-4-23 タイブレークのチーム事情

タイブレークは裏の攻撃が有利だ。それは、延長戦全般がそうなのだが、特にタイブレークは相手の攻撃の結果を受けて作戦をたてられるので、かなり戦いやすい。ここで仮に、表の攻撃で3点が入ったとしよう。その裏の攻撃で、高校野球では放送席の実況と解説と呼ばれる人たちが、バントはあるか、と話していることがある。通常3点差でランナー2人なら送りバントはない。

2024-4-24 タイブレークに通用する考え方

4点差の守りの方は、2点差ランナーなしと思って入る。ひとつアウトとればいい。ランナーなど無視する。だからゲッツー体勢はとらない。ゲッツー体勢をとって、ヒットスペースを与えるような事はせず、アウトひとつをとるのに確率が高いと思われる守備隊形を敷く。2点やっても痛くもかゆくもないからランナーは無視して、ゲッツーなど取りに行かず、とにかく一つのアウトをとるのだ。

2024-4-25 三冠王になる資格

ホームランを狙って打ち、それがスタンドに届かなければヒットで終わる、というものではなくホームランを打とうと思うとバットとボールのアジャストの確率が落ちるので、粗末な打球が生まれることになる。だから飛距離を持っている打者、それはホームラン打者と言えるのだが、そういった打者が三冠王になる。飛距離を持った打者は大きな打球を狙わずともホームランになる可能性があるからだ。

2024-4-26 ホームランを狙うバッティングは紙一重

ホームランを狙うバッティングは、紙一重の失敗が生じる。数ミリの違いがホームランとフライアウトという雲泥の差となり、紙一重なのだ。だから打率や出塁率を上げようと思えばヒットを狙った方が確率は高くなる。そうすると今度はホームランが出ない。ホームランを狙うことが許されている打者の方がホームランの数を増やすには圧倒的に有利だ。つまり毎打席、凡打してもいいからフライを打とうとする打者が有利になる。落合が言った、“打率だけ狙えば4割打てる”というのも、イチローが言った、“2割2分でいいなら40本打てる”というのも、3つを並び立たせることの難しさを表している。

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