FAでチームを去る場合は裏切りという印象をファンに与えるものだ。そのチームを応援しているファンからしたら、「なんだよ、うちのチームで優勝をめざすのがいやなのかよ、うちのチームでは優勝できないと思っているのかよ、そんなにうちが嫌かよ」という感情になる。トレードの場合は、その選手の意志じゃないから今度はその選手の味方をする。悪者になるのはチームフロントとなる。
平良は翌シーズンの配置転換に備えて代表を辞退した。フルに貢献できない可能性があり、それなら他の有望な選手を選んでもらおうという配慮、そして西武のチームとファンのために自分がすべきことを判断しての選択だったわけだ。これもこれでプロの判断であり、代表チームへの貢献と言えよう。
一方でその技術も体力があるから可能となる。というより、体がなければ技術は生きないし、その技術も獲得できない。第一は技術ではなく体。体が先だ。両者ともに体が大きいわけではないのに大打者なのは、この特別な部分を持っていて、そこにギュッと詰まっているから身長や体重がなくても飛ばせる。ふくらはぎの大きな打者は例外なく飛ばす。
下半身を使って打つと言っても、あまりピンとこないことが多い。手を使っては分かりやすい。操作できるから。だから下半身を鍛えて、意識しないで勝手に使われている状態にしていれば、バッティングは向上する。
2024-5-10 野球はチームスポーツ 個人の記録ばかり追う見方 再録
大谷には野球に勝つためのプレーに魅了されているわけではなく、飛び抜けた能力により、ホームラン数やスピード、勝ち星だけを期待している。そして今は、ホームランの数や打棒の内容手に興味を持っているのが現状であり、ドジャースの勝敗を気にしている人などまずいない。野球というチームスポーツの本来の楽しみ方ではないということになる。


