毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

決戦に敵地へ乗り込んだ日本代表 強化~一次ダイジェスト

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

 

2017-2-26 WBC 始動 ソフトバンク戦を見たファンはつまらなかったろう

内川が本番でもない初っ端の試合で、途中から出場してファーストの守備についただけでけがをするという。しかもチームメートと接触。日本の一球団、それも代表選手を多く出し、戦力は弱くなっているはずのソフトバンク相手にヒット4本は不安という判断になりがちだが、たしかにさびしいものではあるが、打線は水もの。この時期は、手探りにならざるを得ないので、結果はこんなものになりがちだ。屋外の風の強い中なのも影響しているだろう。普段、室内でやることの方が多い日本人選手は、屋外だとパフォーマンスは落ちる。完全人工芝でなく、普段使っていない球場での坂本のショートゴロの捌きは下手だった。あと、本番まで5試合でこの状態は不安になりがちだが、こんなものだろう。

 

2017-3-1 いざWBCへ 壮行試合VS台湾振り返り

台湾の外野手の返球は甘かった。中継プレーが徹底されていない印象だった。日本のプロの常識でプレーしないで、ミスがあるかもと思っていつでも次の塁を狙う姿勢を持った方がいい。以前の台湾との練習試合でも秋山が山田のセンターフライで1塁からタッチアップした。こういうスキをつく走塁を本番で意識したい。そのためにもミーティングや練習で周知させ試しておくことがよい。

 

 

2017-3-2 台湾へ仕返ししてWBCへ乗って行きたい壮行試合2試合目
おそらく、本番では、山田、菊池、坂本、筒香、松田はレギュラー扱いで使うことになろう。これにおそらく、青木も使ってくることになるのだろう。そして、やはり中田も使うことになるのだろう。中田に結果が出ないで勝ち上がって行ったら外す決断もしようが、大会に入って1次リーグは、きっと使うのだろう。それで、負けても使うのだろう。逆に結果が出たら、使い続けてしまうのだろう。この試合では菊池を外した。これだけ活躍している菊池を外す選択はなぜだろう。中田や筒香、坂本、山田あたりは、たとえ結果が出なくとも使い続ける。最高の働きをしている菊池を外すのは、菊池がバイプレーヤーだからだ。そして、日本代表に呼んでいる他の選手も使わなきゃいけない配慮からだ。

 

 

2017-3-4 こんなもんだよ日本代表 WBCへ阪神との強化試合

結果が出ない選手のことを、「本来の調子にない。」とか「調整が追いついていない」とか「状態が上がって来ない」とか表現するが、今の現状がその選手の器だ。望む結果が得られないのは、その選手の実力ということ。結果が良い時がその選手の「本来の姿」とは限らない。シーズン中だって、良い時、悪い時がある。むしろ失敗の方が多いのだから結果が出ないことの方が普通のこと。一発勝負の国際大会で、強烈だった良い時の印象ばかり求めても現出する可能性は低い。しかも、相手のレベルが低かったり、相手の調子が悪い時に良い結果が出ていただけかもしれない。期待したって、ほとんどが望む結果など出ない。勝つことを最大の目標にするなら、選手に気を使わずに勝てると思う選手で勝つための試合運びをすることだ。

 

 

2017-3-6 あす開幕WBC 最後の強化試合対オリックスを振り返る

オリックス4回3点目のセンター前で青木は、タイミング厳しい中、ダイレクト返球を試みた。外野の本職を長年続けて来て、序盤のこのケースであの返球はない。カットの頭の高さでホームで刺せる返球をするくらい基礎の基礎だ。余裕で打者走者の二進を許した。青木は、肩が強くないので低く鋭い送球が出来ないから、こうなるのだがそれでは、プロの外野手として失格だ。ただ球が滑ったとかなら、まだ修正の可能性があるが、あれだけ正面の前に突っ込んで投げやすい体勢で低い送球が出来ないなら、お金を払って観てもらうプロの外野は守れない。

 

 

2017-3-8 WBC初戦は最高の船出 振り返る

筒香のここぞの一発は、さすがだった。今後も日本中が筒香の打席には期待する。たとえ、結果が出なくとも、相手のレベルが高かろうが、低かろうが、筒香でだめなら仕方がないと思える日本のNO.1打者となった。日本は、大会前の5試合に見られなかった得点力で二桁を獲った。日本のドームで試合ができれば、このくらいはやらないと。しかし、緊張する初戦としては、最高のプレーをしたと言えるだろう。点差が広がれば、キューバは気持ちが切れやすくなっているし。8回二死から平野に代えて秋吉。9回は牧田登板ということで、今後の戦い方の方針が見えた。先発に4回~5回を出来れば投げてもらい、ロングリリーフも効く則本が中継ぎの柱。左の中継ぎとワンポイントに岡田、宮西、松井。右の中継ぎとワンポイントに千賀、増井。7~9回を平野、秋吉、牧田でまとめてもらう。ということか。

 

 

2017-3-9 WBC2戦目はオーストラリア 2次ラウンド進出は間違いなし

初回2,3塁のチャンスで筒香はボールスリーとなって、歩かせてもいいと思っているバッテリーがど真ん中へストライク。これを打って行ってもよかったし、まあ見逃してもいい。その次のカーブは完全にボール。これをストライクと言われてしまった。ツーストライクになったことで、たいして速くないど真ん中ストレートを迷いながら、振り遅れの三振。続く、中田も凡退。あのカーブをちゃんとボールと判定してくれれば、大量点につながっていた可能性が高い。ピッチャー(キャッチャー)もバッターも自分有利のカウントをつくり、勝負する。一つの判定違いがゲームを大きく左右する。その前の青木も、初回浮足立つオーストラリアピッチャーに2連続ヒットでまだ、ひとつもアウトをとれていない状況なので進塁打ではなく、思い切り打ちに行ってよかった。初回の立ち上がり、アウトがひとつもないという状況の場合のみ、こちらから手を狭めるような打ち方をせず、思い切り行った方が良い。6回、球数制限でランナーを残して降板の菅野に代えて岡田。右打者になぜ、ワンポイントで岡田なのか。右のピッチャーで千賀か増井あたりがよいのでは。千賀を第二先発、ロングリリーフで使いたいなら、増井ワンポイントじゃないか。コントロールに苦しんでいた岡田がゲッツーで救われた。筒香の初回のカーブをストライクと言われたシーンと、この試合最大のポイントとなるシーン。岡田はホッとしただろうし、日本ベンチ、日本を応援する皆が、ホッとした場面だった。

 

 

2017-3-11 2次ラウンドへ中国との消化試合 初戦はオランダ 破壊力あり。

さらに先制は、山田の浅いフライだった。ライトが捕る際、前に出過ぎて後ろに体重がかかった体勢を見て、田中はスタートを切った。こういうところは、細かい、抜け目のない走塁だった。逆に言えば、それを許してしまう中国のレベルという見方もできる。キャッチャーの送球と言い、中国が細かいことができない。細かいというより基本だ。基本ができていない。

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP