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好チーム、好投手が目白押し 優勝争いは混沌の様相 今週のダイジェスト

2018-8-6 春夏連覇へ大阪桐蔭出動 点差はなかったが余裕の戦い

大阪桐蔭も粗い攻めだ。打線が勝手気ままに打っているように映る。個々の力が高いため、そういう戦い方になりがちだが、格下チームに取りこぼしかねない。先頭打者を出せないから、得点が入らない。とにかく、先頭打者を大事に出塁さる意識が必要だろう。先頭打者を出せば、おのずと得点は入る。それが出来ないと一発に頼ることになる。得点した回は、どちらも先頭打者が出塁した回だ。

 

2018-8-7 センバツ準V智弁和歌山を撃破の近江高校 4枚の投手陣とスラッガー北村2発

滋賀の名門・近江高校。その作戦は、4人のピッチャーの継投だった。初めからつなぐことを考えており、ゲームの展開次第で代えていく。誰がどこで投げるのかの順番はおそらく決められており、エースが4番目に出てきた。各ピッチャーが比較的、コントロールが良く、そうなるとストライク先行でき、ゲームを作ることができる。バッターは初見のピッチャーの球筋を見たいもの。そこへストライク先行できるコントロールがあると、バッター不利のカウントを作られてしまう。1度打席に立ち、球筋を確認できたと思ったら、今度は違うピッチャーが出てくる。捉えどころがなくなるというパターンだ。それも右が2枚に左が2枚とバランスもいい。

 

2018-8-8 金足農・吉田の下半身を使った球筋 連覇を狙う花咲徳栄は辛勝

吉田は大会NO.1の噂に違わぬピッチングを見せた。下半身を使った投球をしているので、力感なくとも伸びのある球を放れる。ということは、力投しなくとも空振りを取れるし、打ち取れる。ストライクを取っていける。この日はバラつきがあったが、既に完成度の高いピッチャーだ。下半身を使っているだけに連投がきくとはいえ、初戦だけで157球を要した。次戦まで中5日ではあるが、勝ち上がっていけば日程が詰まる。将来のあるピッチャーには使いすぎる前に敗けてほしいという気持ちにもなってしまう。そして、早いうちに優勝候補に対するピッチング、優勝候補がどういう反応をするか、を見たい。次の次は横浜とやる。

 

2018-8-9 横浜高校が楽勝スタート 松坂以来20年ぶりの全国制覇へ向けて

100回のこの大会に8月9日、長崎のチームが登場してきた。高校野球100年は、2015年で3つのズレがあるのは、戦争などの影響で開催されなかったことが3度あるからだ。そんな困難なことがありながらも、野球をやることに喜びを見出し、生活が苦しくとも、お金にもならない野球をやることに情熱を傾け、野球で感情を動かしてきた。そういう人たちのおかげで、今の時代に野球がやれ、この高校野球の素晴らしい戦いを堪能することができる。100年以上にわたり、野球を愛する人たちが紡いできてくれたおかげで、野球は日本の第一スポーツとなり、日本の誇るべき文化となった。困難な中でも野球を紡いできてくれた先輩方に深く、深く感謝したい。100年大会の時は、始球式に日本野球界の頂、王が登場した。そして、導かれるように第1回に出場している早実が1年生清宮を擁して100年目も出場した。今年の100回は、松井の始球式に、またも導かれるように星稜が初戦に登場した。そして今日、8月9日に長崎・創成館が登場した。創成館は前回出場時も8月9日が初戦。ここ4年で長崎のチームは3度、8月9日に初戦をしている。100年以上、数々のドラマを生んできた高校野球だからこそ生まれるこれらの因縁だ。

 

2018-8-9 8月9日に長崎・創成館 創志学園の剛腕・西が毎回の16奪三振

100回のこの大会に8月9日、長崎のチームが登場してきた。高校野球100年は、2015年で3つのズレがあるのは、戦争などの影響で開催されなかったことが3度あるからだ。そんな困難なことがありながらも、野球をやることに喜びを見出し、生活が苦しくとも、お金にもならない野球をやることに情熱を傾け、野球で感情を動かしてきた。そういう人たちのおかげで、今の時代に野球がやれ、この高校野球の素晴らしい戦いを堪能することができる。100年以上にわたり、野球を愛する人たちが紡いできてくれたおかげで、野球は日本の第一スポーツとなり、日本の誇るべき文化となった。困難な中でも野球を紡いできてくれた先輩方に深く、深く感謝したい。100年大会の時は、始球式に日本野球界の頂、王が登場した。そして、導かれるように第1回に出場している早実が1年生清宮を擁して100年目も出場した。今年の100回は、松井の始球式に、またも導かれるように星稜が初戦に登場した。そして今日、8月9日に長崎・創成館が登場した。創成館は前回出場時も8月9日が初戦。ここ4年で長崎のチームは3度、8月9日に初戦をしている。100年以上、数々のドラマを生んできた高校野球だからこそ生まれるこれらの因縁だ。

 

2018-8-10 木更津総合投手陣のこれから 日大三好発進

木更津総合の投手陣は、これからが楽しみだ。打線がいいという見方があるが、それより投手力だ。エース・野尻は打者への圧力がある。手元で曲がるスライダーも効く。そして何より、コントロールが良い。ピッチャーの第一条件をもっているので大崩れしない。2番手で登場した根本は球が速い。2年生なので秋からはエースとなり、全国でも有数のピッチャーになってくるかもしれない。優勝候補との対戦を見てみたい。

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