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智弁VS明徳 敦賀VS久我山 高校野球 建前と現実 中京が東海大相模を粉砕 春、夏ともにベスト4明石商 今週のダイジェスト

2019-8-14 実力の程がわかる大会8日目 智弁VS明徳 敦賀VS久我山

7回のイレギュラーでの同点の場面は、明徳としてはゲッツーと思っただろう。高いバウンドだっただけになおさらラッキーバウンドと容易にゲッツーだと思ったはずだ。これがイレギュラーした。しかし、これは不運ではない。これが起きうることはわかっているのだから、そこへの対処も課題となる。ゲーム中に、イレギュラーはあり得ることなのでイレギュラー対策も練習のひとつだ。不運といえるのは予想外の出来事を言い、たとえば、本来敵でない審判に不利な判定を下されたりすることを言う。

 

2019-8-15 高校野球 建前と現実、無責任な世論と理想の方針

100年以上続く高校野球では、問題とされることが議論になると、細かいところでは変わることは多いが、大きな議論の対象となる日程変更や開催時期変更、球数制限といったことは野球の、とりわけ高校野球の根本を変えてしまうから、導入にも勇気がいる。それは伝統や歴史にもメスを入れてしまいかねないから。一度途切れた歴史は取り返すことができない。したがい、建前と現実、無責任な世論と理想の方針に葛藤を抱え、矛盾や齟齬が現れてくることになる。世の常だ。

 

2019-8-16 高校野球が抱える葛藤 佐々木の登板回避と高校野球の姿勢

日程を緩和すれば、1人のエースに頼ることができる反面、選手層の厚さ、総合力こそチームスポーツである野球のNO.1を決めるに相応しいという捉え方には反目する。それならば、今のままの日程でも一向に問題ないことになる。ただ、野球はピッチャーが100%勝敗の行方を握っているので、競技の特性から大エース1人で勝っていくチームがあってもいいという見方もある。一時代前の高校野球はまさにそういう野球だったので、日程緩和して毎試合エースが投げたって同じこととも言える。そして、たかが高校野球の部活動はどちらでもいいという見方もできる。

 

2019-8-17 中京が東海大相模を粉砕 44年ぶりのベスト8

中京学院大中京は、中京高校として知られていた。そして愛知の中京大中京は言わずと知れた高校球界の超名門・中京商だ。岐阜の方は創立した時、中京高校ではじまり、中京商が中京高に改名することで中京商に一旦なったそうだ。その後、愛知の中京が中京大中京にしたから岐阜は元の中京高に戻した。そして最近、中京学院大中京になったそうだ。オールドファンは中京商、中京高がいい。まあ、学校は野球部のためにあるわけじゃないけど。

 

2019-8-18 春、夏ともにベスト4以上は明石商だけ

光星は8回、1点ビハインドの1,3塁で2死から1塁ランナーが動いた。ディレードで仕掛け、恐らく狭殺プレーの間に1点を獲るダブルスチールだったのだろう。ところが、この時の明石バッテリーは2ストライクから1球高めの釣り球、見せ球だった。このタイミングで仕掛けたのは作戦としては失敗という見方ができよう。明石商としてはラッキーな作戦をしてくれた。立った状態で受けるキャッチャーは3塁ランナーを見やすいし、2塁へもしっかりステップできて放りやすい。内野手も釣り球ならランナーの動きを見やすい。

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