毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

大谷の岐路Ⅵ 高校野球日本代表は世界と戦いたい 左バッターが多い日本 代打ウィーランド 今週のダイジェスト

2018-9-3 大谷の兼任は子供たちに夢を与えるなど無責任 大谷の岐路Ⅵ

大谷は、これまで投打でシーズン最も活躍したと思われるのが、2016年の10勝、22ホーマーだ。しかし、10勝するピッチャーは毎年、幾人もいる。20ホーマーも同様だ。大谷には、誰もやっていない超人的な活躍を期待する。両方やっていては、まったくもって無理であり、ケガを繰り返すことになる。そして、選手寿命を短くし、我々が望む想像を絶する超人への道が閉ざされる。今回のケガですでに、大谷の可能性を大きく狭めた可能性がある。

 

2018-9-4 アジア大会はいらない 高校野球日本代表は世界と戦いたい

自分の打順に用意もしていないようなチームとやるのは日本代表はかわいそうだ。こんなチームにはしっかり、大会主催者が試合後、注意して、その反省の意を示さない限り、参加を許さなくてよい。

 

2018-9-5 無意味な2戦を消化した高校日本代表 アーめんどくせー

この国際大会では、点差が離れると盗塁を自粛するとか、スリーボールになったら打たないとかいう不文律の所作を通達されているらしい。相手への敬意を棄損するとか、失礼とかいうものなのだろう。それは、高度な野球で拮抗する実力の場合に当てはまること。明らかにピッチャーのモーションの練習不足、キャッチャーのキャッチングからスローイングまで低レベルのチームを相手にしてあげているのにバカバカしい伝達事項だ。そんなことに気を配るくらいなら、そもそもこの実力差で試合することの方が日本の高校野球代表に失礼だ。

 

2018-9-6 左バッターが多い日本は左ピッチャー攻略が容易でない 日本VS韓国

4回、藤原の3塁打の後の根尾が内野ゴロで1点獲りに行く場面で、難しい球に手を出して三振。根尾がブレーキとなった。左ピッチャーに左が並ぶ打線は相手を研究していないのだろうか。あのスライダーは左打者の連打は難しい。ただ、球数制限があるので、この先発ピッチャーも完投はしない。そこにつけ入ろう。

 

2018-9-7 あり得ないとされる采配 代打ウィーランド キャッチャーに代えてピッチャーを代打

ところが、この時はピッチャーでない嶺井の時。キャッチャーで打撃力が高くないという判断はあっただろうが、それにしてもピッチャーよりは打席数は多いし、打撃練習はしているし、アマチュアからプロにかけての経験も多い。これは、選手のプライドを慮れば、あり得ない作戦といえる。たとえ、ウィーランドが普段、練習しているといっても遊びの範疇は越えまい。嶺井自身のプライドを傷つけるばかりか、他の選手はそのやり方に監督不信をもちかねない。プロでこんな采配は初めて見た。大谷の例があるから、割と受け入れやすくなった風潮はあるものの、何でもありかよという感想を持つ。大谷はプロの打者として練習しており、それで戦力に数えられ、給料をもらっている。

 

2018-9-8 高校日本代表 2連敗で終戦 日本VS台湾

一流を集めた、ネームバリューに頼った弊害。これはフル代表にも言えること。一流選手にバントを指示したり、一流選手に待っていけと指示しずらい。吉田に頼ったのもそう。奥川が良かったし、打線の並びによっては板川ワンポイントとか、山田を1イニングとか、根尾も市川も使ってよかった。首脳陣にも代表を預かるプレッシャーがある。これだけ有名になった吉田は投げさせなきゃいけないとかいう頭も働いたに違いない。緻密な野球が売りのはずの日本。左打者を並べること、2死から盗塁を許すこと、4回に失点した場面での蛭間の返球と代表の野球としてはチームプレーが冴えない。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP